枚方官製談合事件地裁判決と談合防止を考えるシンポ開催

Dsc_0637_6 5月24日(日)

 朝10時から12時過ぎまでは、地元で管理組合の総会に参加。 午後1時半から、枚方官製談合事件の真相解明と損害賠償を求める市民100条委員会主催による、枚方官製談合事件地裁判決と談合防止を考えるシンポが開催された。

 戸谷弁護士からは地裁判決の受け止め方と今後の住民訴訟についての報告が行われました。①地裁で出そろった今回の事件の判決と評価、②主権者として権利行使と市の損害回復を求める③今後の見通しが話されました。

 とくに前市長については、本人が主張するように「金」を受け取っていないとしても、目先の金でない利益、つまり将来、政治家としての地位確保(たとえば国会議員を目指す)を目的として影響力を拡大させる、そのために元府議(当時は市議)や大手ゼネコン幹部などとホテル、料亭で会合を重ねたことなどは、今後の公判でも問題となるであろうと述べられました。

 この種の住民訴訟裁判では、刑事事件が結審してからという裁判待ちの状況が多く、見通しは一定時間かかるけれど、明るいとのこと。市が文書を廃棄したことに見られるように内部究明努力が足りないと報告しました。共産党議員団からは野口議員が、この間の議会での状況を報告しました。PHOTOで報告しているのは戸谷弁護士。

| | コメント (0)

大阪地検、枚方官製談合事件で枚方元市長 中司宏被告に懲役2年を求刑

Dsc07221 2月4日(水)

  第二(東部)清掃工場枚方官製談合事件をめぐり、競売入札妨害(談合)罪に問われた中司宏元市長の地方裁判所(樋口裁判長)の結審が2月4日午後1時半より行われました。当日は裁判を傍聴するための抽選券が発行され、傍聴できない人が多くでるもとで開廷されました。

  2月4日の中司被告の結審で大阪地裁(一審)での枚方官製談合事件関連の結審は終了しました。   検察側は「業者の受注調整を把握しながら予算の増額を決済するなど一貫した意志をもって談合に協力した」と指摘しました。そして「極めて悪質な談合で大きな役割を果たした。役割も重大で反省もしていない」として談合罪としては上限の懲役2年を求刑しました。いっぽう、中司被告側は「中司被告が談合を了承したとする業者側の証言は虚偽で協力も一切ない、特定の企業に工事を受注させようという考えは一切なかった」と無罪を主張し結審しました。 

 判決は4月28日午後1時半大阪地裁603号法廷で言い渡されます。当日は傍聴者が多いことが予想されるため抽選になります。中司被告は最終の意見陳述で[公共事業で談合を画策する市会議員が存在していました」と述べました。談合防止対策を練るため、平原元警部補らと会合を重ねて情報交換をしていたというのです。その場所は初田元自民党府議(当時は市議)の家で、平原大阪府警警部補(懲役2年2か月がすでに確定)の3人で会談を開いていたのです。

 以下、私の感想を若干述べます。中司被告側が証言したように、談合のない市政改革を進めたいというのなら市民と議会に報告し、情報をオープンにして論議すべきと思います。34人いる市会議員の中でなぜ初田市議だけなのか。3人でなぜ初田被告宅に集まる必要があるのでしょうか。市の最高責任者として取るべき行動は、一市会議員の家で3人で会談するのでなく、議会とも相談しながら「市会議員が談合に関与している」事実を、ともに調査すべきです。中司被告らの3者会談などの行動は、市民に理解が得られるとはおもえません。みなさんはいかがお考えでしょうか。この点でも元市長の責任は重いものがあります。もっと書きたいのですが、今日はここまでとさせてください。

PHOTOは去年撮ったものですが、大阪地裁の西側にある佐賀県肥前小城藩蔵屋敷跡の標柱です。中之島は江戸時代に戻らせてくれる場所がたくさんありますね

| | コメント (0)

枚方官製談合事件で、検察側は初田元府議に収賄と談合で懲役5年・追徴金3千万を求刑

Dsc07292 2009年2月2日(月)

  枚方市発注の第二(東部)清掃工場建設をめぐる官製談合事件で大林組から3千万円を受け取った収賄と官製の競売入札妨害(談合)に問われた枚方市選出の初田豊三郎元自民党府議の論告求刑公判が大阪地裁(樋口裁判長)で2月2日午前10時から12時までありました。

 検察官の意見として「争点は2つであり、一つは談合、二つには収賄であった」と切り出しました。

「談合については明らかで、大林組と連絡もしあっていた」とし、大林組の森井元顧問らの証言を引用し、その証言が信用できるのかと数点確認しました。例えば プラント(焼却炉)と建屋を分離分割して発注した件でも森井証言には信用性があると述べました。検察側は「極めて悪質な談合で、反省の態度が見られない。被告の役割も重大。積極的に高額なわいろを要求した。動機に酌量すべき点はない」と懲役5年、追徴金3000万円を求刑しました。

 最終弁論にたった初田元府議の弁護士は、メトロ会談は事実だが「天の声」はなかった。談合の共謀はなく、便宜も図っていない。談合をさせないためにという理由で分離分割を提案したのは平原元大阪府警部補(懲役2年2か月確定)だと主張しました。引き続き弁護士は3000万円を受領したことを認め、政治家として金を受け取ったことは許されないが、0市議(当時)の影響力をなくすためだった。被告に契約などに関して職務権限はなく、関連性がないと主張しました。

 最後に先輩府議から府会議員に出ないかと言われ5千万円必要であったと述べ、初田元府議の最近の生活状況が述べられました。弁護士は「執行猶予付きの寛大な判断を」と裁判長に訴えました。 初田被告の判決は、4月28日(火)午前10時、大阪地裁603号法廷で言い渡されます。

 

  小堀被告の結審は2月2日午後2時半から6時前まで行われました。
検察側は小堀元副市長に1年6か月の求刑、弁護側は無罪を主張しました 

検察官の意見は、事実関係を一つひとつ確認していきました。
弁護側からは、3人会議(初田被告の家で勉強会と称して中司元市長、平原元大阪府警警部捕が何度もあって協議していた)のことは全く知らされておらず、一度も参加したことがなく中司元市長との共謀はない。検察側は平原元大阪府警警部補の供述をもとにしている。いつ、どこで誰と小堀被告は共謀したのか分からない。予算を決定しているのは別の助役であり、清掃工場の契約においては、元理事が設計協議や発注方式など多くを提案・発言している。事業費の積算でも小堀被告は参加していないと主張し無罪を主張しました。

 小堀被告の判決は4月27日(月)午後3時、大阪地裁603号法廷で言い渡されます。

 今回のブログでは、法廷での検察官の意見と求刑、弁護士の最終弁論を掲載しました。それぞれ早口でメモとりが大変でした。もし、間違いの個所があればご指摘ください。

即、修正します。tnishimura@nifty.com

  いよいよ、2月4日、中司元市長の地裁での結審です。PHOtOは初田被告と小堀被告の結審が終わった後、帰り道の途中にある中之島図書館横の道で午後6時ごろ撮影しました。1日中、緊張した傍聴で大変疲れました。

| | コメント (0)

「枚方市立中央図書館で談合」と証言

Dsc07274

                        1月16日(金)

 大阪地裁603号室で、中司宏元市長への被告人質問と大林組K氏への証人尋問が、朝10時から午後2時10分ごろまでありました。

 私は今週13日、14日、16日と続いた中司被告の公判をすべて傍聴しました。

 手書きメモですので、あまり詳しくは書けませんがおゆるしください。14日の公判では中司被告は、検事の取り調べが「暴言、机をたたく、イスをける」などのもとで行われ、供述調書(大林組への受注の調整をしたこと)がとられたと証言していました。16日の公判では検事から取り調べ方法への再確認を被疑者ノート(弁護士が中司被告に渡し、取り調べ状況などを本人が記録)にもとづいて行われました。接見した複数の弁護士が、中司被告に「自分の発言・行為などと違う供述調書には署名をする必要はない」とアドバイスしていたが、「あのような取り調べの中での精神的状態では、署名せざるを得なかった」と証言していました。裁判官からは、供述調書に署名をせざるを得なかった「そのような状況を弁護士に報告したのか、それを聞いた弁護士は取り調べ方法に対する批判を検事にしなかったのか」などの質疑がありました。

午後からは、裁判長から「メトロ会談では、0市議が持ち込んだ設計図面を見せたのか」と質問。中司被告は「口頭で説明した」と発言。また中司被告は建屋の1回目の入札が不調におわっているので2回目は必ず契約できるようにしなければいけない状況から市長査定で「増額が必要だ」とし、金抜き(予定価格の金額欄に金額が書かれていない)の決済をした旨を述べました。裁判長から「予定価格が書かれていない決済文書に市長はなにを決済するのか」などのやり取りがありました。

 この日の公判では、午後1時54分からの大林組K氏への証人尋問があり重大証言が行われました。関西外国語大学の移転に伴い大学の図書館を枚方市立中央図書館にしました。その改修工事費用は約3億円ちかくでk氏は「お付き合い(入札に参加するが、契約受注者にはならないと談合)した」と証言。落札業者は「三井住友」で、私(大林組)としては枚方の契約事務にどのような書類が必要なのか、いずれ市の公共事業を受ける必要があるからと証言しました。

 また、新たな談合証言が出ました。今こそ市議会での真相解明が必要です。

PHOTOは中之島の大江橋です。京阪電車淀屋橋駅を降り、淀屋橋を渡り、もう1本の橋、大江橋を渡って右折し、そこから2分ぐらい歩けば大阪地裁があります。

 

| | コメント (0)

枚方官製談合事件、地裁でいよいよ山場!

Dsc_0135

 2009年1月13日(火)

 

 中司元枚方市長への被告人質問が大阪地裁803号法廷で、朝10時より行われた。元市長側弁護士の中司被告に対する質疑内容は、平原元大阪府警警部捕の証言を全面的に反論することにありました。

 平成11年12月いわゆる「メトロ会談」が行われた。メトロホテルの会議室で、中司元市長、初田元市議、大林組関係者などがコーヒーを飲みながら話し合いが行われた。話し合いの内容は、0元市議が、堀家助役(当時)に第二清掃工場の横の土地(下水道汚泥処分地で汚染物質が流れ出していた)に対する大成建設の安全対策工事設計図面を送付したことへの対策会議ということであった。{※業界では、一番最初に詳しい資料や情報、周辺用地の土地買収などをしているところがチャンピオン(契約受注者)になる慣習}。そのメトロ会談では、大林組からの質問ということで枚方市での今後の大型公共事業予定も受け答えが行われた。会談は約30分だったという。

 平原元大阪府警警部補との関係に質問が移り、平成12年から初田被告の家で、中司被告・初田被告、平原元大阪府警警部補の3人が何度か集まったことを証言。0市議が南部市民センター建設で談合している情報を平原元府警警部補が初田宅で報告。その対応を相談。弁護士の質問は続けられた。平原警部補が「中司市長から第二清掃工場の件を仕切ってほしいと頼まれた」という証言に対し中司被告は「そんな事実はない」と全面否定。質問はまだまだ続きます。今日の公判の質疑で、最後にひとつお伝えしたいことがあります。

 9月からの枚方官製談合事件の公判では、「共産党議員団」と「西村議員」という証言が2回出てきます。「西村議員」という場面は、私の議会質問に関係する市幹部の答弁についてでした。「共産党議員」と出たのは今日で、中司元市長への第二清掃工場の予定価格についての質疑の時でした。当初、枚方市は清掃工場のゴミ処理能力を600トン炉と計画していました。その予定価格は300億円。その後住民の反対などを考慮し最終的に240トン炉にしました。その予定価格は当初132億円だったけれど99億円としたこと。「それは共産党議員が強く指摘してきたから」。堀家助役が100億円としたことを中司元市長が証言しました。(※指摘内容は隣町の八幡市・京田辺市などが共同運営している新長谷山清掃工場が、枚方市と同規模のごみ焼却場を直前に建設され、その金額の低さと契約方法についての議会での私の質問)

 ブログのスペースの関係上もう書けません。よい時期に「枚方官製談合事件傍聴記」を書きたいと思っています。この官製談合事件の真相解明の為、党議員団全員が一貫して取り組んでいます。これからもがんばります。

去年9月から今年1月にかけて、枚方官製談合事件に関する市関係者の裁判が開かれました。私は、以前も書きましたが公務がある以外、基本的に傍聴しています。今日から3日間の公判は、枚方官製談合事件裁判の「大阪地方裁判所」での一番の山場です。明日1月14日(水)大阪地裁803号法廷で朝10時から午後3時ごろまで中司元市長の公判が開催されます。Ⅰ月16日も開廷され朝10時からです。ぜひ傍聴してください。

 PHOTOは裁判所へ行く時、よく渡る水晶橋です。

| | コメント (0)

元枚方市長等官製談合事件の裁判傍聴も体力との勝負だ!

Dsc07172  11月28日、朝10時から午後2時21分まで、大阪地裁603号室で中司元枚方市長の公判が開かれ、検察側証人の平原元大阪府警警部補への尋問が行われました。

 この間、私は11月14日(金)の初田元府議の裁判、11月17日(月)の中司元市長と小堀元副市長の合同裁判、19日(水)の小堀副市長の裁判、そして21日(金)の中司元市長の裁判、そして28日の中司元市長の裁判の傍聴をしてきました。これだけ連続して公判が行われ証人尋問されますと大変です。法廷ではテープも取れないし発言録ももらえないので、手書きしかありません。この状況は前回のブログでも書きました。何せ、証人の発言メモをパソコンで清書する作業が大変です。正確さを要求されているのですが困ったものです。民事や刑事事件の公判記録で、個人情報ゆえ非公開せざるを得ないのは理解できるのですが、個人情報以外のところは公開してくれればと思うのですが・・・・。しかし、ほとんど毎回参加していると同じ証言が続き、いろいろな証人の発言で全体像が見えてきます。中司宏元枚方市長には、関西でも最強で有能な弁護士がついています。

 11月14日の公判では、元枚方市幹部職員へ検察官からの反対尋問があったのですが、ロッキード事件の裁判等を思い出させる「記憶にない」の連発でした。私は元枚方市幹部職員の記憶にないという発言に対して、もうすこし証言なさった方がよかったのではと思いました。

11月17日の検察側証人の現市幹部職員に対する元市長等側弁護士による反対尋問により、より一層今回の官製談合の経過、予定価格がつり揚げられていった経過とかかわった人物などがよくわかりました。

11月21日の元市長の公判では、岡市元市議が証人でした。大塩市長時代には橋本元助役が「天の声」を出していたと証言。その天の声を出させたキーマンが岡市元市議であったことなども弁護士からの反対尋問で出てきました。

11月28日の元市長の公判では、平原元大坂府警警部補が証人.。検察側からの尋問に対する証言は、今までの繰り返しであった。午後の途中から元市長側の弁護士による反対尋問があった。平原警部補が岡市元市議に、橋本元助役の市長選出馬断念の電話をさせたことなどリアルな証言がありました。また平原被告の息子の枚方市への就職のあっせんを、元市長が「できない」と断ったこと、「他のところたとえば学校の非常勤などにゆうてあげる」等の証言がありました。

次回、中司元市長の裁判は12月5日午前10時から地裁603号室で行われます。PHOTOは、裁判所の近くにある中之島公会堂です。

| | コメント (0)

枚方官製談合事件「中司元市長・初田元府議合同の公判」

Dsc_0371

2008年11月4日(火)に「中司・初田両被告の合同公判」が大阪地裁803号で開廷されました。

 検察側証人として、浅沼組関係者が2人証言に立ちました。朝10時から昼食をはさんで午後4時前まで約5時間、検察、弁護側から尋問が行われました。

 このブログでは、詳しく書けません。なぜならば、法廷内では録音もできませんし、私達には証言・議事録もいただけません。裁判官、検察官・被告関係者のみが前回の証言録や供述調書を持っています。もし私のブログで「証人の発言と違う。勘違いしている」等の間違いがあれば、すぐ指摘していただければ幸いです。すぐ謝罪し訂正いたします。 

この日は、初めて被告の中司元市長と初田元府議の合同の公判が行われました。検察官から浅沼組側証人への尋問で「協力業者に初田市議の話を聞いてほしいといわれた。初田市議は公共事業に影響力を持っていて、情報をよく知っている」など多くの証言が行われました。

見積もりには、直接工事費と一般管理費(工事費の7・5~8%)が加えられる。当初、浅沼組の見積もり価格は51億円であり、一般管理費を含めると約55億円であったことなどもわかりました。大林組の価格64億円と大幅な差があったとのことでした。JVでの利益の配分は出資比率で大林組60%、浅沼組40%と決まったていたそうです。私は業者側の工事見積もりの見直しした額の最後が「絞りネット・限界ネット」という言葉を初めて知りました。

 中司・初田被告側弁護人から浅沼組証人への尋問に対し、証人は「浅沼組工務部も見積もり額を出し、メイン(大林組)とサブ(浅沼組)で予算を協議し、メインが決める。今回、大林組は64億円という金額を出してきたので吹っかけてきたと思った」と証言しました。あと延々と法廷は続きました。

次回からは中司被告と初田被告の裁判は分離して行われます。

 中司被告は11月11日朝9時40分から12時まで

 初田被告は11月14日朝10時から行われます。

写真は、明治37年建設の大阪府立中之島図書館です。裁判所の行き帰りに通過しますが、何かしら心を落ち着かせてくれる建物です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっと決まる!前市長・中司宏被告の初公判日

Dsc00536

 大阪地裁と大阪高裁が入った裁判所。2008年9月11日、朝刊で一斉に前枚方市長等の公判日が報道された。 前市長の中司宏被告の初公判は10月21日地裁201号法廷で朝10時から5時まで行われます。

 前府議の初田被告は9月19日朝10時から5時までです。法廷は、10階?とのことです。

 新聞各社の報道を読んでいると、主導的にかかわったことを認めたとされる捜査段階での供述調書については「精神的に追い詰められて供述したもので、任意性がない」と公判では一転して無罪を主張する方針というのだ。

 冤罪というのがある。ほんとうにしていないのに犯人にされていく。私は、名張毒ブドウ事件をはじめいろいろな冤罪事件の裁判を傍聴した。しかし、今回の被告は一番よく知っている被告である。前市長の中司宏被告については、裁判所がきっちりと判断してくれると思う。

ぜひ傍聴に行きましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)