2009年2月2日(月)
枚方市発注の第二(東部)清掃工場建設をめぐる官製談合事件で大林組から3千万円を受け取った収賄と官製の競売入札妨害(談合)に問われた枚方市選出の初田豊三郎元自民党府議の論告求刑公判が大阪地裁(樋口裁判長)で2月2日午前10時から12時までありました。
検察官の意見として「争点は2つであり、一つは談合、二つには収賄であった」と切り出しました。
「談合については明らかで、大林組と連絡もしあっていた」とし、大林組の森井元顧問らの証言を引用し、その証言が信用できるのかと数点確認しました。例えば プラント(焼却炉)と建屋を分離分割して発注した件でも森井証言には信用性があると述べました。検察側は「極めて悪質な談合で、反省の態度が見られない。被告の役割も重大。積極的に高額なわいろを要求した。動機に酌量すべき点はない」と懲役5年、追徴金3000万円を求刑しました。
最終弁論にたった初田元府議の弁護士は、メトロ会談は事実だが「天の声」はなかった。談合の共謀はなく、便宜も図っていない。談合をさせないためにという理由で分離分割を提案したのは平原元大阪府警部補(懲役2年2か月確定)だと主張しました。引き続き弁護士は3000万円を受領したことを認め、政治家として金を受け取ったことは許されないが、0市議(当時)の影響力をなくすためだった。被告に契約などに関して職務権限はなく、関連性がないと主張しました。
最後に先輩府議から府会議員に出ないかと言われ5千万円必要であったと述べ、初田元府議の最近の生活状況が述べられました。弁護士は「執行猶予付きの寛大な判断を」と裁判長に訴えました。 初田被告の判決は、4月28日(火)午前10時、大阪地裁603号法廷で言い渡されます。
小堀被告の結審は2月2日午後2時半から6時前まで行われました。
検察側は小堀元副市長に1年6か月の求刑、弁護側は無罪を主張しました
検察官の意見は、事実関係を一つひとつ確認していきました。
弁護側からは、3人会議(初田被告の家で勉強会と称して中司元市長、平原元大阪府警警部捕が何度もあって協議していた)のことは全く知らされておらず、一度も参加したことがなく中司元市長との共謀はない。検察側は平原元大阪府警警部補の供述をもとにしている。いつ、どこで誰と小堀被告は共謀したのか分からない。予算を決定しているのは別の助役であり、清掃工場の契約においては、元理事が設計協議や発注方式など多くを提案・発言している。事業費の積算でも小堀被告は参加していないと主張し無罪を主張しました。
小堀被告の判決は4月27日(月)午後3時、大阪地裁603号法廷で言い渡されます。
今回のブログでは、法廷での検察官の意見と求刑、弁護士の最終弁論を掲載しました。それぞれ早口でメモとりが大変でした。もし、間違いの個所があればご指摘ください。
即、修正します。tnishimura@nifty.com
いよいよ、2月4日、中司元市長の地裁での結審です。PHOtOは初田被告と小堀被告の結審が終わった後、帰り道の途中にある中之島図書館横の道で午後6時ごろ撮影しました。1日中、緊張した傍聴で大変疲れました。